2018年9月に発売されたポケトークW・2019年12月に発売されたポケトークS、いずれも完成度の高い製品ですが、アップデートによってさらに機能が追加。より使いやすい翻訳機にパワーアップしています。2020年現在でも多数のアップデートが行われていますね。今回はポケトークのアップデートをまとめてみました。

 

2020年に行われたポケトークのアップデート

ポケトークはたびたびアップデートが行われています。不具合の解消はもちろんのこと、操作性の向上や新機能の搭載など、発売後もますますパワーアップしているのですね。翻訳精度の向上、翻訳可能言語の増加、ポケトークの進化は止まりません。2020年にアップデートされた内容を紹介すると

 

 

・1月29日 (ポケトークW)

国旗から翻訳言語を選択可能に

ロック画面機能を追加

 

まず2020年のアップデートはこの2つ。特に国旗から翻訳言語が選べるようになったのは大きいですね。もし相手が何の言語を話しているか判断できない場合でも、国旗を選んでもらえば翻訳が可能になりますから。

 

 

・2月6日 (ポケトークW・ポケトークS)

中国での翻訳精度が向上

POCKETALKセンター上に表示できる言語を追加

タイ語・中国語(繁体字)・ポルトガル語・マレー語・ロシア語

 

2月のアップデートはこちら。ポケトークセンターというのは翻訳履歴をブラウザ上で確認できるサービスです。翻訳履歴自体はポケトーク上でも見ることができるので、わざわざブラウザで見なくても…と私も最初は思っていたのですが、これが意外と便利なのです。

ブラウザで確認できるようになることで翻訳した文章のコピーが可能になります。するとその文章をそのままメールに記載することができるので、すごくスムーズにコミュニケーションが取れるようになりました。メールやレポートで翻訳機能が必要な方はぜひお試しください。

 

 

・2月27日(ポケトークS)

カメラ翻訳機能の改善

メニュー機能の表示改善

 

・3月10日(ポケトークS)

カメラ翻訳機能の改善

カメラ撮影時のズーム機能追加

・翻訳履歴、カメラ翻訳履歴、お気に入りの自動削除機能追加

・システム言語の追加

タイ語、中国語(繁体字)、ポルトガル語、マレー語、ロシア語

ポケトークSでは2カ月連続でカメラ翻訳機能が改善されています。オートフォーカスだったり、ズーム機能が追加されたりと、何かと使いやすくなっていますね。個人的には手振れ補正も欲しかったりするのですが、、、いかがでしょうか?

 

 

・3月26日(ポケトークS)

対応言語に「英語(フィリピン)」が追加

 

・4月6日(ポケトークW)

対応言語に「英語(フィリピン)」が追加

英語から各言語への精度を向上

長文翻訳時のエラーを解消

こちらのアップデートでフィリピン英語が追加されました。英語に関してはアメリカ・イギリスだけでなく、インド英語、オーストラリア英語、フィリピン英語などにも対応していて、訛りも正確に翻訳することができます。

 

 

・4月16日(ポケトークS)

会話レッスン機能に中国語レッスンを追加

会話レッスン機能のヒント表示を改善

ポケトークSの目玉機能の1つであるAI会話レッスン。当初は英語だけだったのですが、ここで中国語のレッスンも追加されました。旅行で想定される36のシーンを、あらかじめ予習することができます。

 

 

・4月27日(ポケトークW)

軽微な不具合の修正

 

 

・5月11日(ポケトークS)

「再翻訳機能」「逆翻訳機能」の追加

再翻訳は、これまでの翻訳履歴に残っている文章を、また別の言語に翻訳できるという機能です。

逆翻訳は翻訳履歴の文書をもとの言語に翻訳するという機能になります。単に元の文章に戻すのではなく、翻訳済みの文書を改めて翻訳しなおしてくれるので、翻訳の正確性を確認することができます。

(※ポケトークWでは6月15日に追加)

 

 

・6月1日(ポケトークW)

単位変換機能の追加

メダル取得機能の追加

ショートカット設定機能の追加

ランチャー画面の追加

定型文機能のランチャーメニューへの追加

中国モード自動切り換え機能の追加

これらはポケトークSだと元々ある機能なのですが、ポケトークWにはこのタイミングで追加されました。単位変換機能、すごく便利ですよね。通貨の単位をポケトーク上で変換してくれる機能。現地へ行ったときはもちろん、ビジネスシーンでもすごく使い勝手の良い機能です。他にもメダル機能やショートカット機能も搭載され、徐々に完成度が高まっていきます。

 

 

・6月2日(ポケトークS)

カメラ翻訳機能の改善

単位変換機能の表示改善

 

 

・7月9日(ポケトークS)

PINコードを使用した画面ロック機能の追加

タイムゾーンの変更機能追加(グローバル通信付モデルのみ)

 

 

・8月20日(ポケトークS)

日本語や英語を含む17言語で翻訳精度が向上

句読点やピリオド、カンマなどが入るようになりました。ちょっとした変更かもしれませんが、見やすさはすごく向上しましたよね。

(※ポケトークWでも9月3日に実施)

 

・9月28日(ポケトークS・ポケトークW)

音量を0にしたときにタップ音が鳴らないよう改善

明るさ変更画面の操作性を向上

 

まとめ

以上が2020年10月までのアップデートになります。今ではおなじみの機能も、実は最初からあったわけではなく、アップデートで追加されたものだったり。履歴を見るだけでも面白いですよね。

 

ますます使い勝手が良くなるポケトーク、おすすめです。